1 生き物としての犬の本来の姿・生態を理解していただくことを大切にします。
"人間の最良の友"と言われる犬。
私たちの身近な生活の中で共に生き、家族としてなくてはならない存在です。
それゆえに、犬としての本来の姿や生態が、人間の立場や生活の中に埋もれてしまいがちであると感じます。
まずは共に生きていく中で、生き物としての犬との付き合い方やあり方についてを、トレーナーという立場から、オーナーさんやご家族と一緒に見つめ、ご理解いただくことをご提案してまいります。
2 動物愛護から動物福祉の視点へ
日本では一番よく耳にする『動物愛護』という言葉があります。動物愛護とは《動物を大切に思い、愛して守る》という考え方です。これは人間が主体となった考え方・価値観です。
一方で動物福祉とは、《動物がより良く生き、満たされた状態であることが幸福である》という考え方です。
人間の価値観を当てはめて犬を見るのではなく、動物福祉の『5つの自由(飢え・乾き、不快、痛み・病気、恐怖・抑圧からの自由,正常行動表現の自由)』を基本とし、愛犬にとって可能な限りこの全てが満たされているかを見直し、環境を整えることを大切にします。
3 体罰は必要ありません。ほめて行動変容を行います
犬の行動を変えるために犬に何かを強制したり、ましてや体罰は必要ありません。体罰を行うことで関係性が悪くなるなどのリスクがあることが研究でも証明されています。
JDBA認定トレーナーとして、報酬などの強化子を使った方法を主流にしたほめて育てる方法で行動を作っていくことをお約束します。
4 犬に苦痛を伴う道具は使用しません
スパイクカラー、チョークチェーン、スリップリードなどの、犬に苦痛を与える道具を用いなくても望ましい行動に導くことは可能です。人も犬も心地よく・快適な関係性を大切にします。
5 心に真摯に向き合います
愛犬へのお悩み・不安などをかかえたオーナーさんが、トレーナーに連絡をすることはとても勇気のいることであると思います。
勇気をだして当トレーニングを頼ってくださった、そのお気持ちにしっかりと向き合うことが私たちの使命です。
愛犬へのお悩み・不安、要望や理想など、どんなことでもお気軽にお話ください。ふんわり・わんはあとは、オーナーさんの心に真摯に向き合うことをお約束します。